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映画と漫画と、ときどき小説。

好きな映画や漫画の感想、日々思ったことをつぶやいています。ネタバレへの配慮はありません。

願いごとの持ち腐れ

今月の NHK のみんなの歌は AKB48 の「願いごとの持ち腐れ」です。

テレビから流れてきた曲を聞いて、すぐに好きになりました。

でも、何を歌っているのか理解できなかったんです。

 

歌詞をまとめるとこんな感じです。

 

1つだけ願いを叶えられる魔法を持っている僕が、何をお願いしようかと迷っている。

叶えたいことはいっぱいあるけれど、1つだけとなるとどれにするか決められない。

そんなとき些細なことから争いになっている2人を見つけた。

僕はその2人が争いをやめて仲直りすることを願った。

自分の願いは叶えられなかったけれど、2人が仲直りをするのを見て僕は満足した。

皆が、自分のためではなく、他人のために行動すれば、世界はもっと素敵になる。

 

槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」を思い起こさせる、とても前向きな歌詞です。

槇原敬之で例えたのは、私がマッキーの大ファンだからです。

 

でも、タイトルが「願いごとの”持ち腐れ”」で、曲調は全体を通して物悲しい。

歌詞とタイトル・曲調が合っていないように思うんですよね。

歌詞をそのまま読むなら、僕は悩んだ末に素敵な答えを見つけたのだから、

「僕が一番欲しかったもの」のように明るい調子で終わるのがふさわしいように思います。

でも「願いごとの持ち腐れ」は悲しいまま終わる。

 

で、考えてみました。

AKB48 の歌の主人公はウブな男の子と相場が決まっています。

全部が全部という訳ではないんでしょうが、

奥手な男の子のピュアな恋心を歌っているイメージです。

 

この歌もそうだと考えると、なんとなく歌詞の意味が分かってきました。

 

争っていた2人とは、好きな女の子とその彼氏でしょう。

好きな女の子と自分が付き合うように願うこともできたけど、

女の子の幸せを想って彼氏と仲直りさせてあげた、という話なんじゃないでしょうか。

これでいいんだと強がってはいるけれど、心は泣いている、と。

 

これは失恋ソングですね、多分。

失恋ソング大好きな私の琴線に触れたことからも、きっとそうだ。

「僕が一番欲しかったもの」じゃなくて「Hungry Spider」だったんですね、多分。